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山瀬理恵子のアス飯®︎日記

第二回 学術フォーラムin大阪及びシンポジウム「免疫とハーブ」

2020/07/01 05:11

おはようございます🌄


13年前から所属する日本メディカルハーブ協会主催の学術フォーラムが2020年はオンライン受講出来るよう。有資格者だけでなく一般参加も可能とのこと。時代背景に沿った有益情報です。皆様にもシェアします。



四季毎に発行の会報誌『MEDICAL HERB』の最新研究レポートが医療や薬学の専門分野に特化し、ブラッシュアップにことのほか役立っている日本メディカルハーブ協会。学術フォーラムでは門脇 真氏(薬学博士 富山大学 名誉教授)また前田 浩氏(医学博士/農学博士 熊本大学名誉教授/東北大学特別招聘プロフェッサー)が登壇。(前田先生の書籍は3冊所持。我が家の愛読書です)学術フォーラム日時:2020年9月13日(日)/13:00~17:00



シンポジウムでは日本メディカルハーブ協会理事で、植物化学を学ぶきっかけとなった自身の出身校であるグリーンフラスコの林真一郎代表が、橋詰 奈々世氏(東京家政大学生活科学研究所客員研究員管理栄養士)と共に登壇します。林先生はアロマトピア最新号でも執筆中。シンポジウム日時2020年7月25日(土)/ 14:00 ~


https://www.medicalherb.or.jp/items/第二回-学術フォーラムin大阪#406


以下転載


今回のテーマは、『免疫系への野菜やハーブの研究と実践』と題して、富山大学 門脇 真 先生、熊本大学 前田 浩 先生をお迎えし、ご講演いただきます。職業や専門分野を具体的に絞り込んだ一般の方からも人気の高いセミナーです。是非皆様のブラッシュアップにお役立てください。


【第一部】


門脇 真 氏

薬学博士

富山大学 名誉教授

『メディカルハーブによる食物アレルギー体質の改善効果について』

近年、先進国を中心に小児ばかりではなく成人後の食物アレルギー(FA)疾患が増加しているが、根本的治療法は未だ開発されていない。健康なヒトの腸管粘膜免疫系では、「異種抗原である食物抗原に対する免疫寛容機能」を担う制御性T細胞(Treg)が十分に分化誘導されているが、FA患者ではTregの分化誘導が不十分であり免疫学的アンバランスな状態にあると考えられている。

申請者らは、FAモデルマウスを用いて漢方薬・葛根湯が腸管にTregを効率的に誘導してFAの発症を抑制することを明らかにした(Nagata Y., Yamamoto T., Kadowaki M.et al. PLoS One. 2017)。さらに、葛根湯によるTreg誘導には葛根の成分であるプエラリンが関与する事、その作用機序として、食品由来成分でもあるプエラリンが、Treg誘導を促進するレチノイン酸の産生代謝を腸管特異的に制御して、レチノイン酸の機能を亢進させる事を明らかにした(Yamamoto T., Kadowaki M. et al. Biochem Biophys Res Commun. 2019)。

本研究では、レチノイン酸代謝制御作用を有するメディカルハーブを探索し、アビゲニン、ルテオリン、クエルセチンにプエラリンと同様の腸管でのレチノイン酸機能亢進作用を見出した。腸管での恒常的なTreg誘導はFAに罹らない体質への改善が期待でき、メディカルハーブによるTreg誘導作用が証明されれば、その社会的意義は高い。


【第二部】


前田 浩 氏

医学博士/農学博士

熊本大学名誉教授/東北大学特別招聘プロフェッサー

『野菜の力はスープにあり』

英語のことわざでは「You are what you eat.」(ヒトの健康はそのヒトの食べ物次第)と云われている。ヒトの健康は充分な栄養と適当な運動が良いことは誰でも知っているが、食べ物については栄養成分として、糖質、たんぱく質、脂質、さらに多くのビタミンやミネラルであるが、野菜丸ごとには有用成分(化学物質)が数多く含まれていることはあまり知られていない。老化予防、成人病予防、メタボ予防に対して、野菜など植物に含まれる化学物質が近年とくに再認識されている。植物由来化学物質ということで、ファイトケミカルと呼ばれるが、これは植物のラテン語の語源がphyto(フィト)で、それを英語式に発音するとファイトと発音しているのがファイトケミカルである。それにはフラボノイドやポリフェノール、あるいは数多くの多糖類も含まれ、加熱によっては初めて細胞が破裂してスープ中に溶け出し、腸管で吸収されるので、生野菜より何倍も栄養価が上昇するのである。昔から「ビタミンCは加熱すると分解するので、野菜は生で食べましょう」と云われたが、それは実は結晶のビタミンCを蒸留水に溶かして加熱したときの話で、野菜丸ごとの加熱では、そのビタミンCはほとんど安定な型で残っている。野菜にはビタミンC以外に、通常あまり話題になっていないビタミンも緑色野菜には数多く含まれている。そのうちの葉酸やビタミンK、ルテインなども、抗酸化作用、傷ついた細胞の修復や、抗炎症、がん予防、アンチエイジングなどの作用があり、今でもホットな研究テーマである。また、納豆はビオチンを特に多く含み、他の大豆の有用成分に加え、理想的食品といえる。ハーブには薬効成分やアロマセラピーになる香気成分が数多く含まれている。漢方の多くの成分は薬効を示し、例えば青ミカンの陳皮はヘスペリジンなど無数の成分が含まれている。しいたけその他キノコも加熱や煎じることにより、冷水では溶出されない有用成分の多糖が、加熱で可溶性となり溶け出し、吸収が可能になる。これらの植物の多糖や分解物は腸内細菌をよい方に誘導し、さらに免疫力のアップをもたらし、感染防御にも役立っている。


参加費:会員 3,500円(JAMHA会員)/一般 6,000円 ※催行決定後にお支払いいただきます。


定員:40名


※定員に達し次第締め切らせていただきます。


日時:2020年9月13日(日)/13:00~17:00


会場:大阪市内、オンライン※催行決定、お申込みいただいた後、ご登録メールアドレス宛にお知らせいたします。


申込締切:2020年8月28日(金)


【シンポジウム】

https://www.medicalherb.or.jp/items/jamhaオンラインシンポジウム#405



新型コロナウィルス感染症対策で免疫を整えることの重要さが改めて確認されています。


そこで、「免疫とはそもそもなにか」からはじまり、免疫を整えるメディカルハーブについてを第一部で、第二部では第一部に登場したハーブ等に加え、7月25日14時からリアルタイムでシンポジウムを行います。


お申込みいただいた方には8月10日まで録画を御視聴いただけます。


お申し込み、御視聴方法は協会ホームページでお知らせいたします(オンライン受付のみ)。


講師プロフィール


林 真一郎

http://www.greenflask.com/page/$/page_id/652/



日本メディカルハーブ協会理事

薬剤師・臨床検査技師

東邦大学薬学部薬学科卒業

グリーンフラスコ株式会社代表

東邦大学薬学部客員講師

静岡県立大学大学院非常勤講師

日本赤十字看護大学大学院非常勤講師

医師・鍼灸マッサージ師・助産師・薬剤師などとネットワークを作り、情報交換を行いながらホリスティック医学としてのアロマテラピーやハーブ療法の普及に取り組んでいる。


林真一郎先生はアロマトピア最新号にて執筆中です。



講師プロフィール

橋詰 奈々世


東京家政大学生活科学研究所客員研究員


管理栄養士

2018年石川県立大学にて博士(生物資源環境学)取得。金沢学院短期大学食物栄養学科助教などを経て、現職。

2019年より宇都宮短期大学食物栄養学科非常勤講師(調理学・調理学実験) 


参加費:会員 無料(JAMHA会員)/ 一般 1,000円

定員:300名 

※最少催行人数10名

日時:2020年7月25日(土)/ 14:00 ~

会場:オンライン

申込締切:2020 年7月24 日(金)


※オンライン視聴となりますのでご自宅等視聴場所でのウェブ環境と映像・音声が視聴できる環境が必要となります。


※スマートホン、タブレット等でもご参加いただけます。

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