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山瀬理恵子のアス飯®︎日記

世界アンチ・ドーピング規程 2020禁止表国際基準

2020/01/21 10:34 朝ごはん 昼ごはん 晩ごはん お弁当 お菓子 パン 作りおき お酒・おつまみ テーブルウェア キッチングッズ イベント お買い物 子ども 旅行・お出かけ 趣味 くらし 家族 健康


JADA(公益財団法人 アンチ・ドーピング機構)

https://www.playtruejapan.org



世界アンチ・ドーピング規程 2020禁止表国際基準

https://www.playtruejapan.org/topics/entry_img/wada_2020_japanese_prohibited_list.pdf





※ドーピング禁止薬物リストは年1回改定。毎年変更点があるため競技者及び関係者は必ず最新のものをご自身でチェックしてください。


{参考資料}

1.世界ドーピング防止規程 2019年禁止表国際基準、日本語版 (世界アンチ・ドーピング機構、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)


2.世界ドーピング防止規程 治療使用特例に関する国際基準、日本語版(2019 年版) (世界アンチ・ドーピング機構、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)


3.薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック 2019 年版 (公益社団法人日本薬剤師会他) 

https://www.nichiyaku.or.jp/assets/uploads/activities/guidebook_web2019.pdf


4.医師のための TUE 申請ガイドブック 2019 (公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構) 


5.世界アンチ・ドーピング規程2015、日本語翻訳

(世界ドーピング防止機構、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構) 


6.世界アンチ・ドーピング規程2020年禁止表国際基準、日本語版(世界アンチ・ドーピング機構、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構) 


7.世界アンチ・ドーピング規程 2020 年禁止表 主要な変更の要約と注釈、日本語版(世界アンチ・ドーピング機構、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構) (順不同)


2020年版 公益社団法人日本学生陸上競技連合https://iuau.jp/news/2020/anti2020.pdf


公益社団法人 東京都薬剤師会 アンチ・ドーピング活動推進ワーキンググループ うっかりドーピングを防止しよう 一般・選手向けページ

http://www.toyaku.or.jp/health/usemedicine/nodoping_athlete.html


大切な日常生活ドーピング検査で陽性とならない心がけ

http://npb.jp/anti-doping/chapter8.html


上部に記した複数の資料に基づき、2020年版詳細を下記に要約します。


※2019.04.03 重要な案内


[JADAサプリメント分析認証プログラム終了について]

https://www.playtruejapan.org/topics/2019/000378.html



サプリメント認証枠組み検証有識者会議(※)による「スポーツにおけるサプリメントの製品情報公開の枠組みに関するガイドライン」が策定されました。これにより、新たな枠組みに基づくアンチ・ドーピング規則違反発生の「リスクの低減のための指標」が示されました。これをうけ、公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が展開してきたJADAサプリメント分析認証プログラムは2019年3月31日をもって終了することと致します。なお、新たな枠組みの周知期間およびアスリート等への情報提供期間として、2019年3月末までに認証を取得した製品については、最長でも2020年3月31日までサプリメント分析認証プログラムの存続を認めることとなりました。(※)2017年9月にJADAが設置した有識者会議(スポーツ庁、日本スポーツ振興センター、日本オリンピック委員会、アスリート、食品検査規格等の団体、分析機関、製造企業の代表からなる)では、アスリートがスポーツの場面で使用することが想定されるサプリメントに起因するドーピング違反発生リスクの低減に向けたより良い枠組みを策定するために協議を行ってきました。


(参考)

JADAより新たな枠組みが公表されておりますので、詳細はJADAホームページをご覧ください。


サプリメント認証枠組み検証有識者会議 委員長総括と「スポーツにおけるサプリメントの製品情 報公開の枠組みに関するガイドライン」の公開について

https://www.playtruejapan.org/topics/2019/000375.html


https://www.playtruejapan.org/entry_img/s-guideline.pdf


ドーピング検査の流れ

https://www.realchampion.jp/process/examine_urinalysis


Jリーグを例にあげます。ドーピング検査には事前告知は無く、試合後、ランダムに選出。夫によると採尿の際、男性の場合はJADA関係者が一緒にトイレに入り、横から不正が無いかじっと見ているとのこと。2、3時間、尿が出ない場合もあり、尿量が足りなければ、出るまで待って、必要量を出さなければ帰ることが出来ないと。アウェイでドーピング検査に選ばれ、チーム帯同の帰りの飛行機に間に合わず、遅れて帰宅したことが過去に何度かありました。うっかりしました、ごめんなさいが通用しない世界。例え誰かに渡された飲食物を口に入れドーピング検査で陽性になったとしても「資格停止」とメディアに取り上げられたり、スポーツ界から追放される可能性もあります。


●サプリメントや健康食品に要注意 


JADAサプリメント分析認証プログラム終了について

https://www.playtruejapan.org/topics/entry_img/190403_3.pdf


これまでサプリメントに関して日本アンチ・ドーピング機構(JADA)認定商品であれば安全であると考えられて来ましたがJADAの認証制度が終了。(2019年3月末までに認証を取得した製品については最長で2020年3月31日までサプリメント分析認証プログラムの存続を認める)


ドーピング違反行為となった場合、すべては「自己責任」です。


サプリメントなどの健康食品は、全ての成分を表示する義務がありません。中には意図的に、実際には表示されていない禁止物質(ステロイドなど)を添加した商品もあるとのこと。また、製造過程において同じ工場内で製造している他の製品の成分が混入してしまうこともあるとされています。


近年、サプリメントのコンタミ(コンタミネーション:contamination)によるドーピング違反の事例が頻発しており、大きな問題となっています。


https://www.kenko-media.com/health_idst/archives/12903


コンタミは本来「汚染」を意味する言葉で、原材料に本来含まれてないはずの禁止物質が、何かの拍子に紛れ込んでしまうことをいいます。


https://sndj-web.jp/anti-doping/chapter1.php


コンタミの原因として考えられことは、近くの製造ラインで合法ステロイド入りのサプリメントを作っていて、何かの拍子で微量が混入してしまう、原材料の保管場所での管理が十分ではなく、他の原材料から禁止物質が混入してしまう、製造釜がきちんと洗浄されておらず、前に製造していた禁止物質が残っていたなどです。


禁止物質がppb(10億分の1グラム)単位でも含まれていれば、一般消費者が摂取する食品としては問題がなくても、アスリートにとっては死活問題。コンタミは専門家でも調べようがないので自分で安全性を確かめて選ぶしかありません。それでも製品製造工程で、たまたまそのロットだけ禁止物質が紛れ込んでいたということが現実にあることを事前に知っておく必要があります。


興奮薬のうち、2011年から特定物質に変更された「メチルヘキサンアミン」は、「ゼラニウム油」あるいは 「ゼラニウム根エキス」、「ゼラニウム根抽出物」、「ジメチラミン」、「ペンチラミン」、「ゼラナミン」、「ホルタ ン」、「2-アミノ-4-メチルヘキサン」などと表記され、サプリメントに含まれていることがあります。その他の物質でも、禁止表に表記されている物質名とは異なる名称で製品の成分欄に表記されることがありますので、注意が必要です。


国内製品においても、ドーピング禁止物質は入っていないことが明記されていた製品にも関わらず、ドーピング禁止物質が検出された事例があります。


2001年に発表されたデータでは、世界13か国で市販されているサプリメントのうち、成分表記にステロイドが記載されていない製品634品について調査したところ、そのうち実に94品、14.8%もの製品に禁止物質のステロイドが含まれていたと報告されています。ステロイドのみならず、エフェドリンなども含めて考えると、このパーセンテージはもっと高いものになりますので、サプリメントの類は成分表記を見ても「大丈夫」と言えないのが現状。また、天然物由来の成分などはかえって含有物質に関する情報が不透明になるためドーピング物質に該当するか否かの判断が困難に。


ドリンク剤、特に滋養強壮剤はその成分に禁止物質の蛋白同化薬(ステロイド)を含む可能性があるので避けた方が無難。海狗腎(カイクジン)や麝香(ジャコウ)といった成分表記があれば使用してはいけません。


したがって、個々でサプリメントを摂取しても大丈夫かどうかについては、チーム専門スポーツドクター、薬剤師に尋ねたとしても、確証が得られない場合も数多く、摂取する場合はあくまでも「自己責任」となります。


●市販のかぜ薬やせき止め、鼻炎用内服薬に要注意

かぜ薬やせき止め、鼻炎用内服薬の中には禁止物質を含むものが多く、注意が必要。「エフェドリン」や「メチルエフェドリン」、「プソイド エフェドリン」などは市販の総合感冒薬や鼻炎用の薬の多くに含まれているため、これらを含むものは競技会前や競技会の期間中は服用しないように注意しなければなりません。「トリメトキノール」を含む薬は競技会時だけではなく、常時禁止されています。


アスリートは通常摂取する食事に使われる食材にも注意が必要です。海外では、食肉にドーピング禁止物質が含まれ、検査で禁止物質が検出されたと考えられる例が報告されています。世界アンチ・ドーピング機構(WADA)によれば、食肉の肥育目的で家畜に禁止物質のクレンブテロールが投与され、その肉を食べた競技者の検体からドーピング検査においてクレンブテロー ルが検出された可能性があるとされています。クレンブテロール以外にも、禁止物質である「ゼラノール」も、海外では特に食肉の肥育目的で家畜に投与されることがあるようです。摂取経路は明らかにされていませんが、 2014年に韓国・仁川で行われたアジア大会においてゼラノールが検出されたドーピング違反事例が出ています。


薬物はその種類によって体から排泄されるまでの時間が異なります。エフェドリンやプソイドエフェドリンなどは代謝、排泄されるのが比較的早いため、競技会の3~4 日前までに使用を中止。しかし、市販の胃腸薬によく含まれているホミカ(ストリキニーネ)は比較的遅く、少なくとも競技会の1週間前までには服用を中止したほうが良いと考えられています。

個人差がかなりあり、薬物の代謝、排泄に時間のかかる人も。8 日前に摂取したかぜ薬に含まれていたエフェドリン類が検出されてドーピング違反に問われた事例が報告されましたので、競技会の14日前には使用を中止しておいたほうが無難です。

さらに言えば、禁止物質を含まない薬でも同等の効果を期待できる薬は多いので、競技会検査においてのみ禁止されている薬物といえども、普段から服用しないようにするのが最善の策です。


●漢方薬に要注意

漢方薬の中には禁止物質を含んでいるものが多く、注意が必要です。漢方薬は成分が複雑で服用しても大丈夫という確証を得ることは難しい。服用を避けたほうが無難です。成分名も独特の表記になっているので、それが禁止物質と気付かない可能性もあり要注意。


成分に麻黄(マオウ)を含むものは競技会前や競技会期間中は服用不可。麻黄は禁止物質(特定物質)であるエフェドリンやメチルエフェドリンを成分として含むため。麻黄以外にも、ホミカという成分を含むものも禁止物質のストリキニーネを含むため服用不可。海狗腎(カイクジン)や麝香(ジャコウ)などといった滋養強壮薬として用いられる生薬成分の中には禁止物質の蛋白同化薬が含まれていると考えられるため使用不可です。


また、2017年から禁止表国際基準における「常に禁止される物質と方法」の中の「S3.ベータ 2 作用薬」の例として「ヒゲナミン」が記載されましたが、漢方薬の生薬成分としては「チョウジ」、「ゴシュユ」、「ブシ」、 「サイシン」、「ナンテン」にヒゲナミンが含まれますので、これらの成分表記のある漢方薬も使用を避けなければなりません。


医療機関において健胃消化剤として処方されることのある「SM散」や「KM散」などはチョウジを含むため、禁止物質のヒゲナミンを含有しています。さらに、カタカナ表記でも漢方薬のものがあるので注意が必要です。たとえば薬局で市販されている便秘薬 の「コッコアポ EX錠」などは防風通聖散という漢方薬であり、禁止物質のエフェドリンを含有しています。

(服用不可代表例:葛根湯、小青竜湯、麻黄湯、薏苡仁湯、麻杏甘石湯、防風通聖散、五積散、神秘湯、五虎湯、 麻黄附子細辛湯、越婢加朮湯、八味地黄丸、桂枝加朮附湯、真武湯、女神散、麻杏薏甘湯、 治打撲一方、大防風湯、温経湯、牛車腎気丸、立効散)


●似たような名前の薬に要注意

たとえば薬の名前の最後に「顆粒」とつくか否かでドーピング禁止物質を含んだり含まなかったりすることがあります。


●発毛剤、ニキビの薬、痔の薬に要注意

発毛剤や滋養強壮薬のように、蛋白同化薬を成分に含むものは禁止。糖質コルチコイド(ステロイドの一種)を経口投与(内服薬)、経直腸投与(坐薬)、静脈内投与(静脈注射)、筋肉内投与(筋肉注射)で使用することは禁止されており、治療上必要な場合は申請が必要です。ぬり薬の発毛剤の中には禁止物質のテストステロンを含むものがあり、使用が禁止されています。ニキビに対して用いられる薬の中に禁止物質の利尿薬の類を含むものがあり、これも使用禁止。禁止物質の「利尿薬および隠蔽薬」に指定されている薬が、ニキビに対しての薬(のみ薬、注射、ぬり薬)や、発毛用の薬として使われることがあるよう。2014年に日本国内でドーピング違反に問われた事例のうち、皮膚科でニキビに対して処方されたぬり薬が原因と考えられた事例がありましたので注意してください。


また、注意しなければならないのが痔の薬。糖質コルチコイド(ステロイド)入りの軟膏も多いのですが、これを肛門周囲にぬることは局所使用とみなされるため申請は必要ありませんが、坐薬として肛門内に入れる場合や軟膏を肛門内に注入する場合は「経直腸投与」という全身投与とみなされるため、事前に申請して許可を受けないと使用できません。


●喘息の薬に要注意

喘息の薬には禁止物質が多く注意が必要。喘息の方は必ずアンチ・ドーピング専門スポーツドクターに早めに相談を。吸入ベータ2作用薬のうちサルブタモール(24 時間で最大 1600 μgまで。ホルモテロール、サルブタモール、サルメテロール以外のベータ2作用薬は、吸入使用であってもこれまで通り使用には制約があるということです。


●点眼薬、点鼻薬、口内炎の薬に要注意

尿崩症や夜尿症、血友病などの治療薬として用いられる「デスモプレシン」(点鼻薬、スプレー、注射製剤 があります)が、2011年から禁止物質として追記されました。治療上必要ならば申請をして許可を受ける必要があります。


花粉症などのアレルギーの薬について、内服薬(のみ薬)には禁止物質を含むために使用が制限されるものがあります。特に注意が必要なのは市販の鼻炎用内服薬。これらは成分としてプソイドエフェドリンを含むものが多いため、競技会前や競技会期間中は禁止されます。また医療機関で処方される内服薬のうち、「セレスタミン」という薬は糖質コルチコイドを含有するため、競技会前や競技会期間中は禁止。「ディレグラ」もプソイドエフェドリンを含有するため同様に禁止。治療上必要な場合は、あらかじめ申請をして承認を得ることが必要となります。


●高血圧の薬の中に利尿薬は入っていないか

禁止薬剤である利尿薬は「尿をたくさん出させる薬」。高血圧に対する薬としてよく使用されるため注意が必要。「合剤」の成分として含まれていることもあり要注意。


※糖尿病の治療薬のうち「インスリン」は禁止物質です。使用するには申請が必要です。


●競技者が安易に点滴や静脈注射を受けてはいけない

医学的に必要な場合の点滴を入院設備のある医療機関で受ける場合は申請し許可されますが、たとえば「きつい練習後の脱水状態」に対して点滴することは禁止されています。


2020禁止表https://www.playtruejapan.org/topics/entry_img/wada_2020_japanese_prohibited_list.pdf


※2019年から2020年において新たに指定された禁止物質はないが、禁止物質例がいくつか追記


1.S4.ホルモン調節薬および代謝調節薬に属する禁止物質の例として、バゼドキシフェンとオスペミフェンが追記。このうちバゼドキシフェンは骨粗鬆症治療薬として日本国内においても処方されることのある薬であり注意を要します。オスペミフェンは海外の医療機関を受診することのある方は注意が必要。


2.S6.興奮薬に属する禁止物質の例として、オクトドリン(1,5-ジメチルヘキシルアミン)が追記。この物質は近年、いくつかのサプリメントから検出。注意を要します。


3.S8.カンナビノイドに関する注意喚起で、カンナビジオールは物質としては禁止されませんが、カンナビジオールを含む製品(サプリメント)において、他の禁止物質が検出されて違反に問われる例があったことが記載されました。これは、カンナビジオールは大麻植物から抽出されて製造されるため、禁止物質に指定されている他のカンナビノイドを含む可能性があるためとされています。


●監視プログラムに記載される物質として、エクジステロンが追加

2020年においては禁止物質ではありませんが、その使用状況を調査することで将来的に禁止物質に指定 されるかもしれない物質として、エクジステロンが追加。この物質は昆虫から採取した蛋白同化薬で、サプリメントに含まれていることがあるとのこと。


要注意纏め

市販のかぜ薬やせき止め、のど飴、鼻炎用内服薬、漢方薬、 毛髪・体毛用薬、ニキビの薬、痔の薬、喘息の薬、 高血圧の薬の利尿薬、点眼薬、点鼻薬、口内炎の薬、アレルギー内服薬、糖尿病治療薬、安易な点滴や静脈注射、滋養強壮薬、胃腸薬、 胎盤由来成分、サプリメントなどの健康食品、ビタミン、コエンザイム Q10 や L-カルニチンなどのビタミン様物質は禁止されていませんがこれらに種々の強壮剤を配合した製剤、特に外国製品には禁止物質を含むものが。アミノ酸そのものはドーピング物質ではありませんが、スポーツドリンクには製品によってさまざまな天然物(ホルモン性の天然・合成成分など)を添加したものも。注意が必要です。


スポーツアロマとドーピングコントロール

https://yamaserieko.cookpad-blog.jp/articles/432379


スポーツ選手はドーピング・コントロールにより「薬」を使用することが禁じられています。


Jリーグの場合、万が一風邪をひいてしまったり体調を崩すようなことがあったとしても、チームドクターが処方するドーピングに一切関与しない薬しか服用が出来ません。


市販のかぜ薬やせき止め、鼻炎用内服薬、利尿薬、漢方薬なども使用できず、口にするものや体に塗布するもの(栄養ドリンク、皮膚外用の軟膏類を含む滋養強壮薬、のど飴、整髪料、育毛剤、目薬、歯磨き粉、一般に市販されている清涼飲料水など。サプリメントなどの健康食品はJADAサプリメント分析認証プログラム終了。以前よりドクターや栄養士さんの意向によってはサプリメント自体がNGなところも。例え自己判断でサプリメント摂取を選択することがあったとしても、食事が整えられた上での補助的に捉える考え方。サプリメントの摂取によってドーピング違反行為となった場合はすべて自己責任です。また、点鼻薬など、経口摂取だけでなく経皮吸収も全てドーピング対象となります)には細心の注意を払わなければなりません。


非常に繊細でシビアな世界。


流れ行く四季を感じ、季節に合わせて自らの身体には「日毎に」耳を傾ける。出来る限りナチュラルで身近な食べ物から、継続して体調を整える努力をすることが、自然治癒力を高める鍵を握ります。(予防医学と自己管理能力)


以下、ドーピング研究や記事を見つけましたので参考になさってください。


東京薬科大学薬学部 講師 横須賀 章人

アンチ・ドーピング 生薬配合一般用医薬品研究

http://www.otc-spf.jp/symposium/pdf/h29b_01.pdf


名城大学 第63回 生薬・漢方薬とドーピング問題

https://www.meijo-u.ac.jp/sp/harbal_medicine/2019/063.html


ドーピングとは、アスリートの競技能力を増幅させる薬物や方法を不正に使用することをいい、World Anti-Doping Agency(WADA)は禁止薬物を指定して、スポーツの基本理念および精神に反する行為、選手の健康被害、社会悪を防止しようとしています。具体的な禁止薬物や禁止方法は、毎年1月1日にWADAが発表する禁止表に定められ、原則12月31日まで有効とされます。禁止薬物は、(1)常に禁止される物質、(2)競技会(時)に禁止される物質、(3)特定競技において禁止される物質の3種に分類されています。


2019年の禁止表を見ますと、生薬に由来する化合物がいくつか掲載されています。(1)の常に禁止される物質には、ベータ2作用薬(※1)としてヒゲナミンが、(2)の競技会(時)に禁止される物質には、興奮薬としてエフェドリン、プソイドエフェドリン、ストリキニーネがそれぞれ該当する化合物として記載されています。この中で、ヒゲナミンは呉茱萸(ごしゅゆ)、細辛(さいしん)、丁子(ちょうじ)、蓮肉(れんにく)、附子(ぶし)、南天実(なんてんじつ)やイボツヅラフジに含まれますし、エフェドリンやプソイドエフェドリンは麻黄(まおう)に、さらにストリキニーネはホミカに含まれる成分です。


アスリートが風邪の治療にと服用した漢方薬が原因となり、ドーピング検査で陽性反応が出たという事例の多くは、麻黄のエフェドリン、プソイドエフェドリンや細辛のヒゲナミンだと思います。風邪の引き初めにと使われる葛根湯(かっこんとう)や麻黄湯(まおうとう)には麻黄が入っていますし、鼻かぜやアレルギー性鼻炎に用いる小青竜湯(しょうせいりゅうとう)には麻黄と細辛、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)にはそれらに加えて附子も入っています。


エフェドリンやプソイドエフェドリンは(2)の競技時に禁止される物質でもあるので、アスリートも気をつけることができるかと思うのですが、(1)にリストされているヒゲナミンを含むものには香辛料のクローブとして用いられる丁子や、のど飴でおなじみの南天実もあるので、日常生活でも気をつけないといけません。


現在のところ、漢方薬は含有成分がすべて明らかになっているわけではないので、「うっかりドーピング」を防止するためにも、アスリートは使わない方がよいと指導すべきとされていますが、WADAが発表する禁止表を正しく読み解けば、漢方薬も適切に使用することができると思います。 


正確な服薬指導ができるスポーツファーマシスト(※2)の養成も、薬学部にとって重要なミッションであると思います。


(※1)ベータ2作用薬:アドレナリン作動薬の一つ。気管支を拡張して呼吸を楽にしたり、心臓の鼓動を早くしたりする。普段からハードトレーニングをしているアスリートがベータ2作用薬を使用すると、心臓に余分な負荷がかかり、危険である。


(※2)スポーツファーマシスト:最新のアンチ・ドーピング規則に関する知識を有する薬剤師。(2019年10月3日)


おくたま経済新聞

https://www.google.co.jp/amp/s/otakei.otakuma.net/archives/2017011201.html/amp


ドラッグストアなどで売られる第2類医薬品のど飴に以前から禁止物質に指定される「エフェドリン」を含むものがあります。「エフェドリン」はマオウという生薬の成分として含まれ、気管支筋を弛緩させる作用や、交感神経興奮作用、解熱効果、抗炎症作用があります。


マオウ

龍角散に問い合わせてみたところマオウを含む該当商品は『龍角散ドロップ・ノドカクサンEH』とのこと。龍角散が製造しオールジャパンドラッグが販売するこの商品は第2類医薬品扱いとなっています。パッケージはオレンジ色の箱形。箱中央に大きく「龍角散ドロップ」と書かれているため見落としがちですが、箱表面の上下に「マオウエキス配合」「マオウ」と明記されているので、見分ける時のポイントにしてください。


ちなみに株式会社浅田飴の『固形浅田飴』(第2類医薬品)も同じマオウエキスを含むことから今騒動をうけ、改めて「禁止表国際基準の禁止物質に該当いたしますので、競技会ご参加の際はご注意くださいませ」とTwitter(@seki_koe_nodo)を通じ注意を呼びかけています。


浅田飴【公式】

@seki_koe_nodo

医薬品である「固形浅田飴」には有効成分としてマオウエキス、「浅田飴せきどめ」にはdl-メチルエフェドリン塩酸塩を含み、気管支を拡げ、せきを鎮める作用がございます。これらは禁止表国際基準の禁止物質に該当いたしますので、競技会ご参加の際はご注意くださいませ。

2,208 11:38 AM - Jan 11, 2017 Twitter Ads info and privacyhttps://www.meijo-u.ac.jp/sp/harbal_medicine/2019/063.html


■ここまで敏感になる「ドーピング検査」とは

特に大きな競技会では公正を保つためにドーピング検査が実施されており、過去にはバレーの全日本代表として選出された選手が肌荒れ用の塗り薬が原因でドーピング検査陽性となってしまい重い処分が課せられたことがありました。


ドーピング検査については「悪気がなかったから」でお咎めなしにされることはありません。治療上必要な薬がドーピング検査にひっかかってしまうようなものである場合はTUE(治療使用特例)を申請する必要があります。


■注目の物質「ヒゲナミン」

さて、注目の禁止物質であるヒゲナミンですが、漢方薬だけではなく栄養補助食品にも含まれていることは、報道でご存知の方も多いと思います。生薬である呉茱萸(ゴシュユ)、附子(ブシ)、細心(サイシン)、丁子(チョウジ)、南天(ナンテン)などに含まれていますが、中でも丁子の文字を見てゾッとした方は多いのではないでしょうか。


丁子とはクローブの和名であり、豚の角煮を始めとした肉料理やピクルス、チャイティー、カレーなど料理にパンチを効かせる存在としてもメジャーなスパイスです。また、独特な香りのあるガラムという煙草にも丁子が含まれています。


料理や煙草に丁子が含まれているからと言ってドーピング検査が陽性になるとは限りませんが、やはり不安だという声が多く挙がっています。


そこで編集部はJADA(日本アンチ・ドーピング機構)に問い合わせをしてみたところ「ドーピング禁止物質は、「世界アンチ・ドーピング規程禁止表国際基準」禁止物質は物質名で決められております」と定められる通りとの見解。今回話題となる「ヒゲナミン」はもちろん掲載されています。


▼世界アンチ・ドーピング規程禁止表国際基準

http://www.playtruejapan.org/wp/wp-content/uploads/2016/12/3d0fcdb70bcf45de26a66192cd2a7dd7-2.pdf


また、「栄養補助食品(サプリメント)は食品であるため含有成分が全て表示されているとは限りません。成分として禁止物質が表示されていないサプリメント製品や食品を摂取する場合は、アスリート自身の責任において今一度ご注意ください。」とのことでした。サプリメントについては成分が全て記載されない場合もあるそうなので、こちらは特に注意が必要。


■ヒゲナミンは元々禁止物質

ちなみにヒゲナミンについては多くの報道で「2017年1月から禁止された」とされていますが、JADAによると「新たに禁止物質として追加されたものではなく、従来から禁止されていましたが、2017年から例(非選択的ベータ2作用薬)として明記されたもの」だそうです。ということは、アスリートに関わる人たちは丁子を使用する料理については既に敏感になっています。


スポーツに関わり大きな競技会へ出場する可能性がある人は、自分が口にしたり塗ったりするものについては一般より知識と注意が必要なようですね。(大路実歩子)


https://www.hmaj.com/erudition.html


漢方薬と民間薬の違い

ドクダミなど植物をそのままお茶などにして薬効を期待して飲む場合がありますが、これは民間薬であり、漢方薬とは異なります。漢方薬は中国の古典に構成される生薬の配合比率や煎じ方など、理論に基づいた治療法が確立されており、「葛根湯」「八味地黄丸」などの処方名が決まっています。民間薬は親から子、子から孫に伝えられた伝承薬であり、ほとんどが一種類の生薬からなり、用法用量も詳細には決まっておらず、植物名で呼ばれています。


漢方薬でもドーピング検査にかかる

オリンピックなどではスポーツ選手が競技成績を上げるため、ある種の薬物を使うことを禁止しています。禁止された薬物を服用したかどうかの検査をドーピング検査といいます。漢方薬の構成成分の中にも、この禁止された成分を含む生薬があります。かつて、風邪薬として麻黄(マオウ)の配合された葛根湯を服用した選手が、ドーピングにかかり出場できないことがありました。麻黄の主成分がエフェドリンであったことが原因ですが、その他にも茶葉(チャヨウ)のカフェイン、呉茱萸(ゴシュユ)のシネフィリンなどが該当します。


生薬は植物を乾燥させただけじゃない

生薬は植物や鉱物などの天然物を、薬品として用いやすくするために、様々な加工をします。これを修治(シュウジ、シュウチ)あるいは炮製(ホウセイ)といいます。より効果を高めるためや毒性を減らすため、さらには異なった効果を引き出すためなど、それぞれの生薬により修治の目的は異なります。水につける、酒で蒸す、火であぶる、炒めるなどの方法のほかに、茎の節を取る、根のひげ根を取るなどの加工をする生薬もあります。

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